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トリマーの就職は個人店と大手チェーン店どっちが良い?【就職相談】

トリマーの就職先は個人経営のトリミングサロン?それとも大手チェーンのトリミングサロン?どっちがいいの?就職を前に誰もが悩むポイントですね。

りん

今回はそれぞれの働き方や待遇に注目してみましょう!

トリミングサロンの中には職場見学を積極的に受け入れている場合もあるので、前向きに就職活動に取り組みましょう。

個人経営サロンの良いところ

実はトリミングサロンのほとんどが個人経営または小規模店舗です。個人経営とは、経営者・トリマーを同じ人が担っていて、日々の業務にも一緒に取り組むスタイルです。

中には個人経営、小規模なトリミングサロンを数店舗経営し、自身は経営に集中するなどしてトリマー業は引退という経営者の方もいます。

一般的にこのようなトリミングサロンでは下記のように少人数だからこそ出来ること、認められること、成長できることが必ずあります。

  1. スタッフは3~4人なので団結力が生まれる
  2. お客様は常連が大半で接客や作業の負担が軽減される
  3. 仕事はトリミング専任または+物販・ペットホテル(生体販売を行わない、物販を行わないこともあります)
  4. パソコンや事務仕事は少なめ
  5. お互いの事情を考慮し、働き方に融通がきく

また地域密着でアットホームな雰囲気も個人店ならではの魅力です。

りん

個人経営や小規模サロンはトリミング技術向上を目指したい、経営について間近で学びたい、転勤等をせずに勤め続けたいという方に向いている環境ですね。

個人経営サロンでありがちな困りごと

トリミングサロンそれぞれの個性がはっきりとしている点が個人店の魅力ですが、時には困った・・・と感じる点もあります。

例えば下記のようなことです。

  1. 人間関係が密すぎて気を遣う
  2. 福利厚生や残業代の支払いなど待遇面が曖昧になりがち
  3. 昇給や賞与の制度がない場合がある
  4. 自分の仕事上の役割が固定化されてしまい、新たなことへのチャレンジが難しい
  5. 常連客が多く、新人トリマーが疎外感を感じてしまう

定休日を設けないトリミングサロンの場合、都度のシフト決定においても何かと気を遣う・・・ということも。個人店の場合、仕事上の悩みや困りごとが生じた時に、職場内の人間関係を考えるとなかなか解決を望めないことがあります。

りん

就職にあたっては、仕事や人間関係になじむまである程度の時間が必要なことは覚悟が必要です。

ただ自分の役割、居場所が徐々に出来始めることで、居心地のいい環境にも変わっていくものです。就職にあたっては「雇用契約書」を事前に取り交わし条件面をお互いに明確にしておくと安心です。

大手サロンの良いところ

企業が運営をするチェーンのトリミングサロンでは、新卒トリマーの定期採用はもちろん経験者やブランクのあるトリマーの採用を積極的に行っています。

学生向けインターンの受け入れも行っているので、ぜひ参加してみましょう。実際にトリマーの仕事を経験したり、先輩トリマーの仕事ぶりを目にすることで、自身の将来像がより明確になります。

一般的に大手チェーンのトリミングサロンのいいところは下記のようなことが挙げられます。

  1. 雇用契約や待遇に関する取り決めが明確化されている
  2. チーフ、店長、マネージャーなどキャリアアップができる
  3. 昇給、賞与などの制度が設けられている
  4. 産休や育休など長期休暇を取得できる制度が明確化されている
  5. 各種保険制度が完備されている(社会保険、雇用保険、労災など)
  6. パソコンスキルが身に付く

トリマーでありながら、会社員であることを明確に感じるでしょう。実際に仕事についている先輩トリマーからは、社内の様々な制度が社内規定で定められているので、安心感があるという声が多く聞かれます。

りん

ただ、中にはこのような制度化された環境を窮屈・面倒・難しいと感じる方もいるでしょう。

就職してからしばらくの間は、形式ばった書面の取り交わしや報告事項の手順などに戸惑うこともあります。でも周りのトリマーと協力しあうことで必ず習得できる内容ばかりですからご安心を。

大手サロンでありがちな困りごと

「大手だから・・・」この言葉は、良くも悪くも口にされます。もちろん仕事や職場環境に一切の不平不満がない!という社会人はほぼいませんから、ある程度の受け入れは必要でしょう。

大手チェーンのトリミングサロンでの困りごとといえば例えば下記のようなことが挙げられます。

  1. 人間関係が複雑
  2. 社会人としてのマナー、礼節を強く求められる
  3. 会社のルールを順守しなければならない
  4. 他店への移動や転勤がある
  5. セミナーや会議などトリミング以外の業務が生じる
  6. 社内の書式、手順がややこしい

個人店での人間関係といえば同僚トリマー、経営者であっても身近な存在であり、気軽に会話ができるでしょう。

しかし大手チェーンのトリミングサロンとなれば、毎日一緒に仕事をする同僚や店長以外にマネージャー・部長・社長とさらなる人間関係が生じます。

もちろん相手の立場や役割に応じた接し方、言葉遣いなども求められます。このような人間関係はさほど密なものではなく、あくまでも仕事上の関係ですから、過度に敬遠したり、緊張する必要はありません。

りん

社会人としてのマナー、言葉遣いを心がけ接することでスムーズに対処できるようになるのでご安心を。

また大手チェーンのトリミングサロンに就職を考えるうえで、たびたびあがる意見に「他店への配属替えや転勤が嫌だ」というものがあります。

大手チェーンのトリミングサロンの場合、長期的な事業計画の中で新規出店や既存店の閉店は必ず起こります。場合によっては自分の希望に合わない業務を提案されることもあります。もちろん上司からこのような相談があった場合、トリマー自身が断ることも問題ありません。断ることが必ずしも退職や転職、自身の立場の悪化につながるものではありません。

ただ他店への移動や転勤が自身のキャリアアップにつながるということも忘れないでください。初めてのスタッフ、初対面のお客様と仕事をすることは決して簡単なことではありません。でもこの経験を積むことで、トリマーとしての仕事の幅が広がることは確かです。

りん

他店への移動や転勤を打診された時は、相手に断りの言葉を伝える前に「自身の3年後や5年後」を想像してみましょう。きっとキャリアアップした仕事ぶりが目に浮かぶはず。

待遇よりも働きやすさを優先しよう

「ハサミがあればどこでも、いつでも仕事ができる」トリマー同士の会話の中ではよくこのような言葉が交わされます。今、世界情勢がこれまでにない変化や課題を抱える中で、この言葉がいかに心強いかを実感できるでしょう。

トリマーという特別な技術を身に着けていることは、仕事や生活をする上で何よりの支えになるはずです。トリマーとして働く上で「絶対に個人店がいい!」「大手チェーンのトリミングサロンがいい!」とは断言できません。

なぜなら、働くトリマー自身の姿勢や状況でその答えが代わってくるからです。

  • 新人トリマーには社内のルールが明確化されている、研修や育成カリキュラムが確立されている大手チェーンのトリミングサロンが向いている
  • ドッグショー経験が豊富な経営者トリマーのもとへ弟子入りし、技術向上を目指す
  • 自宅からほど近い個人店で働いてプライベートを充実させたい
  • 地方から都市部へ就職を期に引っ越しをしたい、だからこそ大手チェーンのトリミングサロンがいい

などなど就職先選びには様々な選択肢があります。ぜひ積極的に見学や問い合わせをし、インターンに参加して「自分が働きたい!」と思えるトリミングサロンを見つけましょう♪