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【手荒れ】みんなの対策を知りたい!トリマーの手荒れケア術とは?

トリマーなら誰もが経験しているツラい手荒れ。

秋冬の乾燥が気になる季節はもちろんのこと、大型連休や繁忙期などシャンプーの回数が多くなる時期は特に辛いですよね。

中でも就職して間もない時期、新人と呼ばれる時期はシャンプーだけではなく、店内掃除で水を使うことも多く、手荒れは深刻さを増します。

今回はトリマーならではのこのお悩みを解決すべく、いくつかの対処法をご紹介します。

りん

トリミングサロンごとに使用するシャンプー剤や仕事の手順、水道の水質などに違いがあるので、自分にあった方法を見つけてケアを習慣化しましょう🎵

タオルドライ前に手肌を念入りに水洗いしよう!

慣れない仕事や時間に追われる仕事の流れに焦り、つい自分自身のケアがおろそかになっていませんか?

辛い手荒れの原因は、自身の手肌に残留したシャンプーやトリートメントの場合があります。

りん

洗い残しがあるまま、自然乾燥やドライ乾燥へ進んでしまうと、気が付けば辛い手荒れに❗️

ペットのシャンプーが終わり、タオルドライに移る前にしっかりと自分の手指を洗い、手肌に残ったシャンプーやトリートメントを洗い流しましょう。

目で見るだけでは分からない成分が手肌や指の間に必ず残留していることを認識し、しっかりと洗い流しましょう。

簡単ひと手間☆ドライ前に手肌の水分除去を!

辛い手荒れの原因は、手肌に本来あるべき皮脂や保護成分が過剰に失われてしまっているからです。

原因は、シャンプー剤はもちろんのこと、自身の手肌に残っている水分も大きな原因になっています。

今後は下記のことを意識してみてください。

  1. シャンプーが終わり、ドライを始める直前に自身の手肌に残っている水分をタオルでしっかりと取り除く。
  2. ドライ中はスリッカーやブラシをメインに使い、手肌に再度水分が付着しないよう意識する。

自身の手肌に残った水分が、ドライヤーの熱風で乾燥してしまうと手肌にあるべき皮脂や保護成分も合わせて蒸発させてしまいます。この急激な乾燥が手肌にダメージを与え、辛い手荒れを引き起こしてしまうのです。

これまではタオルドライ後はそのままドライ作業に進んでいたという方も、これからはドライを始める前に、自身の手肌をしっかりと拭きあげましょう。

りん

この時、指の間もしっかりと拭くことを忘れずに🎵
POINT
指と指の間、指の付け根の手荒れが気になる方の多くは、指の間に残った水分が蒸発するときのダメージが原因です。

水分をしっかりと拭き取ることで改善につながる場合も多いので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

水作業前に専用保護剤を塗布して手肌にバリアを!

手荒れ対策に一番効果的な対処法は、水やシャンプー剤を直接手肌に触れさせないことです。

しかしトリマーという仕事柄、中々このような対処法は現実的ではありません。かといってゴム手袋を着用してシャンプーをすると、途端に手指の感覚が鈍り、ペットの被毛の状態が泡立ち具合、汚れの落ち具合の判断が付かないなんてことに。

そこで、下記の方法をおすすめします。

  1. 液体絆創膏を塗る
  2. 防水素材の絆創膏を貼る

上記絆創膏はシャンプー前に塗布することが大切です。このような製品を活用し、手肌にバリアを張っておくことで水やシャンプーの刺激から手肌を守ることができます。

ただこれらの製品は日常生活や家事での使用を想定しているので、トリマーの場合、使用頻度や使用量・効果が若干変わってしまうこともありますが、まるでケアをしない、対処策を講じない場合に比べると改善は期待できます。

トリマー業界で注目されている手荒れ防止商品

トリマー業界の手荒れ防止ではぺット用の「マウスクリーナー」で有名なKPS「ホゴテクト」を使うことをおすすめします。

(画像引用:KPS公式HP)

実はこの商品、お散歩前に犬の足裏に塗り、雑菌や汚れから肉球を守る安全なバリアを作る製品です。

犬用の商品ですが、これをシャンプー前の手肌に塗ると手荒れ予防になる!とトリマーの中で話題になり、今ではブログで紹介する方も増えています。

りん

もともとペット用に開発された製品なので、もしペットが舐めてしまっても問題なく、仕事中でも安心して使用できるとトリマーに大好評なんですよ🎵

もちろんこの商品を使っている場合でも、ドライ前にしっかりと水分を拭き取る手順は忘れずに。

辛い症状は皮膚科の受診を!市販薬では改善できません

手荒れが気になる・・・以前と比べて手が荒れ始めた・・・と気が付いた時は、いち早く皮膚科専門医を受診しましょう。

市販のハンドクリームやローションでは改善は望めません。

注意
市販薬は日常生活レベルの水仕事を想定し製品開発がされています。しかしトリマーの仕事は日常の家事と比べて各段に水を使用する回数が多いうえに、業務用ドライヤーの熱風を何度も浴びるため、手肌は過度の乾燥状態です。

皮膚科専門医でもハンドクリーム状の薬剤の扱いがあるので、まずは専門医を受診し、症状によっては改善されるまでの期間、シャンプー業務の担当を減らす、シフトを減らして休息を取るなど手指のケアを優先することも考えましょう。

トリマーの仕事を長く続けるためには、手荒れも含めて自分自身のケアを上手に行うことも絶対条件です。

無理をしない・頑張りすぎない。そして周囲に悩みを隠して仕事を続けるのではなく、同僚や上司ときちんと情報を共有し、将来を見据えた働き方を心掛けましょう。

なかなか改善しない、悪化する一方の手荒れの原因は?

同じトリミングサロンで働き、自分以上にシャンプーの頭数をこなしている同僚はまるで手荒れに悩まされていない・・・という状況で、なんだか自分の手荒れを上司や先輩に相談できないと悩んでいる方はいませんか?

手荒れ問題は個人の体質差が大きく、症状の程度も様々です。手荒れが技術不足やトリマーとしての熱意不足に直結するものではありません。

これはどのような人でも普通理解していることですから、遠慮なく周囲に相談をしましょう。

実は手荒れの原因には、個人の体質意外にも下記が要因になっていることも。

  1. シャンプー剤の種類によるもの
  2. トリミングサロンの水質によるもの

本当にそんなことが?と思うかもしれませんが、意外と上記のようなことが関係していることもあります。

同じシャンプー剤を使用しても、手荒れが起こるトリマー、手荒れしないトリマーが存在します。このような場合は、上司や先輩トリマーに相談をして、トリミングサロンの備品として別ブランドのシャンプー剤を常備してもらえないか?と相談してみましょう。

シャンプー剤のブランドが変わることで、手荒れが改善したというケースも多々あります。シャンプー剤を切り替え、新たなシャンプー剤を手配してもらう時は、ブランドだけでなく「製造元」が異なるシャンプー剤を選びましょう。

注意
別ブランド、別シリーズのシャンプー剤でも「製造元」が同じであれば使用している成分が似通っていて、改善につながらないことがあるので注意しましょう。

他にも、手荒れを引き起こす原因の1つに水質があります。物件の築年数が長い(古い物件)や商業施設内のテナントなど、実は給水設備が劣化してサビの成分が混入している場合や、地域によっての水質が自身の手肌に合わないというケースも。

まとめ

手荒れが原因でトリマーの仕事を諦めてしまう方も少なくありませんが、自身のケアの方法を変えたり、シャンプー剤を変えたりと改善ができるケースもゼロではありません。

りん

せっかく身に着けた技術、好きな仕事ですから、どうすれば続けることができるのか?という視点で手荒れ問題に向き合っていきましょう🎵