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スキルアップしたいトリマーが目指す場所はどこ?

気が付けば、もう一人でカット仕上げもOK!毎回担当のお客様も増えて仕事では責任のある立場にも。こんな時、ふと次は?と考えるトリマーも多いのではないでしょうか。

がむしゃらに仕事や技術を覚えてきたからこそ、直面するお悩みでしょう。こんなお悩みに直面した時、つい異業種への転職やトリマーとしての退屈さを感じてしまっていませんか?

トリマーとしてキャリアや経験を積んだからこそ見える次の「ステップ」があることをぜひ知っておいてください。

トリマーの転職は2~3年経験後がピーク

トリマーの転職は「新卒入社後数か月」と「実務経験2~3年後」が最も多いと言われています。

新卒後1年未満での転職は職場や仕事内容への不満、トラブルが大半です。中には憧れていた職業だからこそ現実の厳しさに心が折れてしまったという方もいます。

りん

新卒当時は誰もが辛く、大変な想いを経験するものです。ただこの期間を経て「一人前」と呼ばれるほどの技術を身に着けた後に転職や離職をすることが多いのも実情です。

どうしてこのタイミングで?

給与も上がった!店長や責任者という肩書もついた!なのになぜ?転職を申し出ると上司や会社からそう聞かれるでしょう。

でもトリマー自身の答えは「なんとなく」「退屈」「将来が見えない」「新しいことにチャレンジしたい」

というものばかりです。中には仕事や会社、人間関係に不満はないものの、漠然としたモヤモヤが理由で退職や離職を考えているということもあります。

りん

実はこの気持ちは自分自身がトリマーとして「見習い期間」を終えたからこそ感じることが出来るのです。もしこんなお悩みや気持ちでいるならば、次のステップへ進むべき時が来たのだと考えてみてはどうでしょうか?

常連のお客様や定番のカットスタイル、少人数な職場環境について

トリミングサロンの利用頻度は1~2か月に1回が平均値です。来店する犬種はいわゆる定番のペット犬種、オーダーされるカットスタイルもほぼ同じもの。2年、3年と仕事を続ける中で日々の仕事に目新しさを感じることも無ければ、これまでのように自身のスキルアップを実感することも無いでしょう。

トリマーという特殊な専門技術を求められる世界に入り、これまで必死で頑張ってきたからこそ今の様な平坦な時間に退屈さや物足りなさを感じるのは当然のことです。

りん

この時、決して自分には「この仕事が向いていないのでは?」「もしかしたら、それほど犬が好きではないのでは?」と考える必要はありません。

あなたに向いていないのは「努力を必要としない時間」「マンネリ化した仕事」です。つまり努力や向上心がまだまだ自分自身にはあふれているという意味でもあります。このパワーをぜひ次のステップへ活かしていくべきではないでしょうか?

経験者だからこその新たなステップは多種多様

トリマーのスキルアップやキャリアアップと聞くと誰もが想像するのは下記のようなことではないでしょうか。

  • 店長やマネージャーという役職に
  • 独立開業してオーナー、経営者に
  • ドッグショーに参加するほどのハイレベルなカット技術の習得
  • 国内、海外でのカットコンテストへの参加、入賞
  • メディアに登場するカリスマトリマー

どれも高い技術が求められ、より専門性の高い知識も必要です。

収入を得るための仕事というよりも趣味に近い領域にさえ思えるでしょう。中にはモデルとなる犬の入手費用、飼育費用、トレーニング費用と年間で数十万円以上もかかる分野もあります。

POINT
スキルアップを目指したいものの、これまでのトリマー経験者の進路や話題を通じて、自分自身の方向性とはやや違う、ギャップがあると敬遠する方もいるでしょう。でもトリマーという専門的な技術や経験を活かせる場はもっと数限りなくあります。

好きだからできる仕事、役割がたくさんあります

  • 動物保護活動でのボランティアトリミング、レスキュートリミング
  • 高齢犬の対象とした介護のためのトリミング
  • 噛みつきや問題行動を抱える犬を対象としたトリミング
  • 専門学校の講師になり後輩を育成すること
  • 地域活動に参加し子供を対象としたトリミングやペットへの啓蒙活動

どれもトリマーとしての経験を大いに活かすことが出来ます。中でも保護活動で必要とされるトリミングは単に動物への愛情だけでは取り組むことが出来ません。長年劣悪な環境で過ごしてきた犬猫の被毛は想像を絶するような毛玉や汚れ、もつれで覆われています。皮膚の状態は悪く、バリカンを使用することさえ難しいほどです。

生まれて初めてのシャンプーで暴れ出し、パニックを起こすこともあります。でもこの状況を打開し、体を清潔にする、病気を治療する・・・すべてを乗り越えなければ新たな家族と出会うことも出来ません。その手助けに自分自身が携わることができる、自分の経験を活かすことが出来ると思えば、決してこれまでの努力は無駄だとは感じないでしょう。

りん

スキルアップやキャリアアップにはお金も時間もかかると誤った先入観を持っているなら、そうでない選択肢がある事をぜひ知っておいてください。

技術向上を目指すなら「セミナー」参加がおすすめ

カット技術を向上させたい、新たなカットを身に着けたい、苦手犬種のカットを克服したいという時におすすめの方法は「セミナー」への参加です。

セミナーには様々なスタイルがあります。

  • 講師のカットを見学する「座学型」
  • 自身でモデル犬のカットを担当し、その場で実技指導を受ける「実践型」
  • 有料動画配信で学ぶ「自学型」

開催回数も1回数時間の講義で完了するスタイルもあれば、専門学校や店舗、セミナー会場へ数回通学するスタイルもあり学び方の選択肢は豊富です。モデル犬を使用するケースもあればマネキンということも。

りん

中には店舗での勤務を通じて指導を受けることの出来るインターン型もあります。セミナーの開催情報はWEBやSNSで入手できるので、ぜひ気になる情報はこまめにチェックし、足を運んでみましょう。

トリマー同士の情報をフル活用

少人数の職場環境や平日休み、いつもの常連のお客様など気が付けば自分の世界が狭く、固定化されていませんか?仕事への不満やストレスを感じているなら、まずは新たな「つながり」作りに目を向けてみましょう。

SNSやWEBにはたくさんのトリマー同士のつながりのチャンスがあふれています。

  • トリマー同士の情報交換
  • カットスタイル情報収集
  • 商品展示会やイベントの開催情報
  • 近隣の新店のオープン情報
  • お悩み相談

同じ想いを抱いているトリマー同士だからこそ共感できる話題もたくさんあるでしょう。時には職場の同僚には相談できない内容が解決できることもあります。

他のトリマーのカットスタイルの手法をまねることで、自身のさらなるスキルアップやお客様への提案も増やすことが出来ます。またボランティア活動やレスキュートリミングへの参加を募る投稿も最近は増えています。

りん

自身の母校へ久しぶりに足を運んでみるのも、とてもいい機会になるでしょう。まだ勉強途中の生徒達の姿を目にすることで、懐かしさや忘れていた想いや夢がリアルになるのではないでしょうか?

経験を積んだことで母校での講師としての仕事や新たな仕事、役割に出会えるきっかけがあることもあるでしょう。

POINT
トリマーという仕事はペットが好きという想いだけで誰にでも務まる仕事ではありません。非常に専門性が高く、努力家で思いやりの気持ちを求められるものです。

ぜひ同じ仕事に就くもの同士で情報を共有し、新たなステップを目指していきましょう。

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