- 個人店は嫌!!
- 人数の多いトリミングサロンで働きたい!!
- 正社員になりたい!!
- 社会保険完備がいい!!
上記のように、トリマーが就職活動をするときはそれぞれ希望の条件があると思いますが、店舗に見学へ行ってもなかなか実情は分かりにくいものですよね。
りん
目次
お店の印象だけではなく「会社概要」もチェックしよう
気になる求人情報を見つけた時、誰でもまず初めにお店のホームページをチェックしますよね。この時、お店の写真やスタッフのメッセージをもとに、どんなトリミングサロンか?と想像する方も多いかと思います。
しかし、ホームページだけでお店の実態を把握することは難しいと言えるでしょう。
そこで、就職活動中にお店のホームページをチェックする際には「会社概要」「運営会社」というページを忘れずに確認するようにしましょう。
「会社概要」や「運営会社」のページには、下記のようにトリミングサロンを運営する会社のプロフィールが書かれています。
- 代表者の氏名
- 本社所在地
- 会社が創業した年度(何年前から開業しているのか)
- 従業員の数
- 主な取引先
そして「株式会社」なのか?「個人経営のトリミングサロン」なのか?など、会社の形態もこのページから読み取ることができます。
従業員数からトリミングサロンの規模が分かる
基本的にお店のホームページにある会社概要や、ハローワークの求人、専門学校に届いている求人票には「従業員数」が記載されています。
この従業員数は就職したい店舗や運営会社の規模を予想する指標となります。
また、上記とは別のケースで従業員数100名(内アルバイト80名)という記載する会社もあります。この場合は店舗責任者等の大きな責任を担う社員以外はアルバイトということが読み取れます。
つまり、正社員希望の方にとって、このような会社では即正社員採用は難しいかもしれないという予測を立てることが可能になります。
自分の希望条件にあう施設へと確実にたどり着くために、会社情報を読み解くことはとても効率的です。
りん
もちろん、分からない部分や意味が理解できない箇所は専門学校の先生や就職担当者に遠慮なく質問をしましょう。
創業年数を見て自分に合うかどうかを見極める
お店のホームページや求人票をチェックするときは「創業年数」という欄も合わせてチェックしましょう。
例えば、トリミングサロンの中には創業が昭和50年と書かれているトリミングサロンがある一方で、令和元年や半年前の日付が書かれているトリミングサロンも存在します。
長年営業をしてオーナーが2代目や3代目と受け継がれている老舗トリミングサロンであれば、お客様の大半は近隣に住んでいる常連の方でしょうし、トリミングサロン内に独自のルールや定番のカットスタイルも確立されているかもしれません。
一方、開業してから半年〜1年しか経過していないお店であれば、まだまだ成長途中なので、トリマー全員で協力し合い、試行錯誤しながらお客様に愛されるトリミングサロンを築けるようにと頑張っている最中であることが分かりますよね。
りん
このように、創業年数からも「こんなお店かな?」「スタッフ同士の雰囲気はこんな感じかな?」「お客様はどんな人たちかな?」「自分に求められることはどんなことかな?」と予想を立てることができます。
これまで創業年数を意識したことが無かったという方は、これからの就職活動ではチェックしてみてくださいね。
どんな情報にしても、ホームページだけではお店の実態を完全に把握することは難しいので、気になることは問い合わせをするか、面接の際に質問してみましょう。
ペットビジネスが本業でない会社も多く存在する
トリミングサロンの求人からホームページをチェックしてみたところ、実はトリミングサロンが本業でなく、「不動産業」「小売業」「ネット通販業」「建設業」「飲食業」など、他事業を行っている会社ということが多々あります。
このような時、この会社で大丈夫なのかな?トリマーのことやペットのこと分かってるのかな?トリミング以外のことをやらされたりしないかな?と少々不安に感じてしまう方もいるでしょう。
しかし、仮にトリミングやペットの事業以外に事業部があったとしても、トリマーとして採用されたスタッフが別事業の仕事を担当するケースはごく稀であり、ほぼ無いと考えて問題ありません。
りん
トリミングサロンは今や生活に欠かせないサービスです。そのうえ、トリマーは特別な技術を身に着けたプロ集団です。
様々な会社や経営者がこのビジネスに注目するのも当然のことであり、トリミング以外で事業を行っていたとしても過度に不安を抱く必要はありません。
気になることや自分では調べきれないことは遠慮なく質問しよう
求人情報や店舗のホームページ内の情報だけでは十分な情報を得ることはできません。
時には自分の足でお店を見に行ったりすることも大事ですし、面接時に気になることや不安に感じることを質問することも、就職に失敗しないためにとても大切です。