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【転職・就職前の確認点】動物病院トリマーの仕事内容は?

トリミングサロンやペットサロン 、それとも動物病院?

就職先選びでまず最初に悩むポイントですね。動物病院の求人は給与待遇がいい!福利厚生が充実している!年末年始がお休み!などなど魅力的です。

りん

でも、中には勤務開始直後に様々な不満を感じてしまう方もいます。今回は動物病院の求人、就職前の確認事項について考えてみましょう。

動物病院だからこそ「仕事内容」を確認

動物病院勤務のトリマーからは「仕事にやりがいを感じる」「様々な仕事を通じてスキルアップが出来る」「病気について専門的な知識が身につく」と前向きな声がたくさんあがっています。

中には動物病院勤務の経験を活かしてペットシッター、老犬専門トリマーへとキャリアアップされる方もいます。

りん

一方で短期間での離職や転職をする方もいます。この背景には就職前の確認不足が大きく関係しているのです。

動物病院のトリマー求人は多々ありますが「待遇」にばかり目を向けてはいけません。大切なことは「仕事内容」です。

  1. トリミング専任かどうか
  2. 動物看護士の業務とトリミングとの兼任
  3. 受付や入院患者のお世話の有無
  4. 送迎や往診など車の運転の有無
  5. 薬剤の補充や発注などの業務の有無
  6. パソコンを使用した業務の有無
  7. 日報等の報告書作成の有無

動物病院におけるトリマーの仕事スタイルは大きく2つに分かれます。トリミング業務専任かどうかです。たとえ診療スペースとトリミングスペースが別棟になった建物の構造でも、仕事は兼任というケースも少なくありません。

りん

自身の適正や業務量、将来の目標など、様々な視点から考え、就職を検討しましょう。このような内容は求人情報だけでは判断が難しいので、事前のメールや面接の際に詳しく確認を。

動物病院だからこそ「勤務時間」を確認

動物病院の大半は午前の診療と午後の診療の間に3~4時間の休診時間を設けています。表向きは休診とされている時間ですが、必ずしも「休憩」ではありません。

中にはこの時間帯で手術や往診、カルテの整理、薬剤の補充や処方、取引先との商談とったスケジュールを組む獣医師もいます。

またトリミング業務をこの時間帯に限定し、受け付けている動物病院も少なくありません。このような勤務スタイルは動物病院ならではです。

就職活動においては下記を確認しましょう。

  1. トリミング業務を行う具体的な時間(病院の診療時間との兼ね合い)
  2. 実際の勤務時間(休診時間帯が休憩や勤務時間に合算されるのか)
  3. トリミング業務以外の時間帯に行うべき業務内容

トリミング業務は緊張や集中を必須とする繊細なものです。たとえ大好きな犬猫と接する仕事だからといって、余力があるものではないでしょう。

りん

トリミング以外の業務量や勤務スケジュールは、長く仕事を続けるうえで大変重要なポイントです。

またこの時「1日当たりの平均的なトリミング件数」や「月間のトリミング客数」「トリミング担当スタッフの数」を併せて確認しましょう。自身のスキルに照らし合わせ、無理なく就業できるかを考えてみましょう。

POINT
仕事はトリミング専任・休診時間帯のみトリミング受付という条件が提示された場合「ママトリマー」はぜひ前向きに検討を!

これまでトリミングサロンに勤務されていたものの、子育てや家庭を理由にトリマーの仕事を諦めていたという方にとって短時間勤務、予約制の受付は魅力的です。

ただしトリマーが1人もしくは少数の場合、休日や欠勤の対応をどうすべきかも確認が必要です。

動物病院だからこそ「休日」を確認

年末年始・GW・お盆は休暇取得可能!!サービス業であるトリミング業界において、この待遇はなんとも魅力的です。特にママトリマーにとって家族の休日と重なるタイミングですから重要なポイントでしょう。

動物病院の多くは長期休暇を休診とする場合が多く、このような待遇は動物病院ならではです。

しかしこの点も勝手な先入観で判断をしてはいけません。動物病院には定期的な「休診日」が決められています。つまり毎週の休暇は「曜日固定制」です。

この仕組みが不便、プライベートで友人や家族と予定を合わせにくい、休診日以外の休暇取得が気まずいと感じる可能性もあります。

りん

ただ動物病院によっては「トリミングは休診日でも受け付け」「休診日も交代制で出勤(入院患者のお世話や急患対応の為)」などのケースもあります。

面接時にこの点はしっかりと確認をしましょう。

動物病院勤務のメリット

動物病院には様々な「症状」や「困りごと」を抱えた犬猫が来院します。動物病院併設のトリミングサロンだから!という理由で安心して足を運んでくださる方も大勢います。

元気なこと、健康なこと、若いことが大原則となるトリミング専門店とは客層が大きく異なります。この点を「メリット」と捉えることが、トリマーとしての成長につながっていきます。

  • この症状はなに?
  • この湿疹は病気?
  • この皮膚トラブルの原因は?
  • 痒みがある場合に使用できるシャンプー剤はどれ?
  • 治療の経過は?
  • 感染の可能性はどう見分ける?

上記のように、獣医師と共に仕事をするからこそ、実践経験を積むことができます。

りん

専門学校の教科書やSNSでしか見たことのなかった症例を、実際に目にすることも少なくありません。

試行錯誤しながらの治療や薬浴の効果効能、個体差のある治療結果など自身の目で見ることで、トリマーとして提案できる内容も増えていくでしょう。

動物病院勤務トリマーへの誤解や偏見はもう古い

トリミング専門店でないから技術向上が望めない、お洒落なデザインカットを披露する機会がないなど、一昔前の動物病院併設のトリミングサロンではこのような声がトリマーから多々挙がっていました。

しかし最近はたとえ治療中であっても、高齢であっても「かわいらしさ」を求める飼い主さんは増えています。

どのような仕事ができるか、技術向上やセンスを磨くことが出来るかは「どこで働く」かではありません。自分自身でコントロールすることができるはずです。

国内ではペットの高齢化が年々進んでいます。それぞれの家庭がかけるペットの医療費は増加傾向にあります。これからは体質・持病・年齢と上手に折り合いをつけながら、トリミングを利用することが当たりまえになるはずです。

りん

「これから」に対応出来るトリマーであることをぜひ意識しながら仕事に取り組んでいきましょう。

動物病院の面接時における注意点

就職活動の面接において多くの方が「印象の良いスタッフ」や「優しそうな院長」「清潔な施設」といった観点で就職についての判断をしがちです。

でも毎日続く仕事は必ずしもこのような点ばかりではカバーしきれません。

特に「待遇」「給与」「仕事内容」はたとえ周囲との人間関係が良好であっても、気が付けば仕事のモチベーションを下げる原因になります。

就職をしてから「求人情報と違った」「思っていた職場と違った」「やりたかった仕事と違った」と感じてしまうことの無いように事前の確認は念入りに済ませておきましょう。

面接の時点で様々な質問をすることを躊躇することもあるでしょう。これは当然なことです。しかし初対面の者同士ですから、質問が出るのは当然の事です。

POINT
こちらの質問に真摯な態度で応対してくれるスタッフ、分かりやすい説明をしてくれる院長、施設の内部やスタッフ専用エリアまで見学が可能な病院が本当の意味での「働きやすい職場」「雰囲気のいい職場環境」です。

りん

学生・経験者・ママトリマーどのような立場であっても、前向きに就職活動に取り組み、働きやすい環境を見つけていきましょう。