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トリマーの専門学校では何を学べる?【目指せプロトリマー】

トリマーになりたい!大好きな犬猫とずっと一緒にいたい!将来は自分のお店をもちたい!

トリマーになるために確実なスタートをきるには、専門学校進学が何よりおすすめです。しかし、オープンキャンパスや学園祭・説明会に参加しても、やっぱり不安や疑問は残るでしょう。

りん

今回はトリマーの専門学校で具体的にどんな授業が行われているのか?を紹介させていただきます。

ハサミの持ち方を学ぶ

トリミングテーブルの上で犬や猫をスマートに扱い、繊細なハサミ使いであっという間に見違えるようなスタイルを作り出すプロトリマーの姿に憧れを抱いたり、自分にもできる?と不安を感じたり、自分らしいスタイルをイメージしてみたり・・・進路を考える上でプロとして活躍する先輩トリマーの姿は様々に映るでしょう。

りん

カリスマと呼ばれる有名トリマー達にも、必ず「初めて」の瞬間があったはずです。

トリマーの専門学校では授業の中で「初めて」をたくさん経験してもらうこと、失敗や成功を経験して自分なりのコツをつかむことを目指しています。

例えば授業の中に起こる「初めて」は下記の通りです。

  1. トリミング専用ハサミがあるということ
  2. トリミング専用ハサミは専用の持ち方、扱い方、注意点、お手入れの仕方がある
  3. バリカンや爪切りなどハサミ以外の用具の扱い方
  4. 犬や猫の抱き方・扱い方・爪の切り方など様々なお手入れの方法
  5. プロと呼ばれるレベルのブラッシングを施すためのブラシの選び方や使い方
  6. 暴れる犬猫の扱い方・安全な作業の仕方

これらは毎日の授業や実習のごく一部です。

トリマーが使用するハサミは美容師が使用するハサミよりサイズが大きく、重量があります。ペットショップで販売されてるカット用バサミとも比べ物になりません。

もちろん特有の持ち方、指の動かし方があり、正しく習得することが技術レベルの向上につながります。ハサミやバリカン、爪切りは繊細な犬猫に誤った扱い方をすることで、大変な危険をもたらします。

トリマーと聞くと真っ先に思い浮かべるのはシャンプーやカットといった華やかな姿でしょう。しかし実際にはシャンプーを始める前段階で爪切りや耳掃除、ブラッシングなど済ませるべき手順がたくさんあります。爪切りや耳掃除、ブラッシングは犬猫が何より嫌がり、苦手とする手順ですがトリミングには欠かせません。

りん

専門学校ではトリマーもペットも安全で安心した時間を過ごすために、トリミングの初歩から一つずつ学び、習得することができます。

犬学や猫学を学ぶ

犬猫が好き!子供のころから大好きだった!犬猫には詳しい自信がある!専門学校入学時に同級生から聞いたこのような言葉をプレッシャーと感じたり、自身の遅れを感じてしまう方もいます。

中には自宅で何匹もの犬猫を飼っている、自宅ですでにトリミングを行っているという方もいます。

でも専門学校ではこれまでの経験を一旦リセットし、基礎から犬猫について学びます。これまでペットの飼育経験がないということも決してマイナスにはなりません。

これからトリマーを目指す、トリマーとして仕事をするうえで大切なことは「お客様のペット」をいかに安全に、スムーズに扱うかということです。自宅で共に暮らし、お互いの性格を理解し、信頼関係が出来上がっているペットを扱うわけではありません。

注意
「お客様のペット」から見るとトリマーは時には「嫌なことをする人」「怖い人」「苦手な人」と思われてしまうこともあります。あからさまに牙をむくことや、嫌だという気持ちをアピールする犬猫も珍しくありません。

りん

このような犬猫と接した経験が、入学前に既にあるという方は中々いないのではないでしょうか?

つまり誰もが入学後に授業や実習、インターンやアルバイトを通じてこのような犬猫の扱いを身に着け、上達していきます。

それぞれに得意・不得意もありますが、それが自分らしさを磨くきっかけにもなっていくので、ネガティブに感じる必要もありません。

学校だから、学生だから経験できることが専門学校にはたくさんあります。気軽に前向きに、自分のペースでトリマーを目指しましょう。

商品やしつけ・病気について学ぶ

皮膚に痒みがあって・・・トイレの失敗が多くて・・・最近ご飯を食べてくれなくて・・・トリミングサロンでは日々、お客様とこんなやり取りが交わされています。

飼い主さんの抱えるお悩みの一例を挙げてみましょう。

  • 子犬がトイレを覚えてくれない
  • 無駄吠えがひどい
  • ドッグフードをたべてくれない
  • 肥満やダイエット
  • 病気
  • 近所の散歩やドッグランの話題

トリミングサロンでは犬猫に関する様々な話題が飛び交っています。「おすすめのドッグフードは?」と聞かれることも珍しくありません。

りん

トリマーはお客様の最も身近なプロとしてアドバイスや共感を求められます。お客様との会話は必ずしもカットスタイルに限定したものではありません。

このような様々な場面で対応が出来るように、専門学校では下記についても学びます。

  • ドッグフードの品質や原材料、栄養素について
  • 犬のしつけ
  • 犬猫の病気や健康管理
  • 犬猫の特性や歴史
  • 話題のスポットやペットと楽しめるレジャーについて
  • 老犬の介護や自宅でのお世話について

いつもさりげなく手に取っていた商品や、愛犬のために購入していた商品も、プロの目で見るとまるで違ってみえるものです。専門学校での学習はこのような場面に活かすことができるでしょう。

社会人としてのマナーを学ぶ

ネット予約、メール問い合わせ、SNSからの情報収集が当たりまえ!と誰もが感じているでしょう。でもペットビジネスの世界、トリミングやペットホテル、動物病院の仕事は想像以上にアナログです。

りん

電話問い合わせはもちろん、対面での相談・ヒアリング・予約受付などお客様と対面し、応対をすることが大半です。

その上、お客様の年齢は自身と同じ年代から60代、70代と幅広いことも特徴です。これまで接したことの無い年齢層のお客様を前に、緊張してしまうこともあるでしょう。だからこそ専門学校在学中に基本的なマナーを身に着けておかなければならないのです。

専門学校では、電話応対・手紙や文書の書き方・名刺の受け渡しのほか、言葉遣いや立ち居振る舞いなどの社会人としての基本的なビジネスマナーをトリミング技術と並行して学びます。

近年、トリミングは限られたプロだけが提供できる特別なサービスとして評価されています。そのため、トリミング利用料金は上昇傾向にあり、都心部では平均5000~8000円です。プードルのカットのように高度な技術を求められるサービスはさらに高額です。

この金額を自身や家族の利用する美容室の料金と比較してみましょう。家族の金額より高額!と気が付くのではないでしょうか。これはお客様からもたびたび挙がる声です。

りん

これだけ高額で特別なサービスを定期的に利用して頂くのですから、接客するトリマーに社会人として基本的なビジネスマナーや丁寧な接客応対を求められるのも納得できるでしょう。

専門学校で学ぶ時間は将来、自分の糧になります。日々の授業で自身の得意分野、不得意分野に気が付いたり、初めての経験を通じてこれまで気が付かなかった新しい目標が出来たり、きっとこれまでの自分とは違う新しい自分にも出会えるはずです。

プロを目指す道のりですから、簡単で楽しい時間ばかりではありません。でもプロトリマーなら誰もが経験する時間なのだと覚悟を決め、トリマーへの一歩を踏み出してくださいね♪