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トリマーも知っておきたい最新ドッグフード事情!

飼い主様との会話の中で「愛犬の食事」に関する話題はとても頻繁に交わされます。特に、アレルギーに関する話題は年々増えてるのが現状です。

今やドッグフードは国内販売品だけでも数百種類もあると言われています。それらの中で「オススメ」ですと特定のドッグフードを指名することはベテラントリマーや有資格者、ペットフードメーカーでさえも難しいでしょう。

りん

そこで❗️今回は驚きの原材料を使用した最新ドッグフードをご紹介させていただきます🎵

昆虫が主原料!低脂肪高タンパクなヨラドッグフード

今やどんな犬でも何かしらのアレルギーを持っていると言われています。アレルギーが一切ない犬はいないとも。

アレルギーを抱える愛犬との暮らしで一番の困りごとは愛犬のドッグフード選びです。

そこで今、「昆虫」を主原料とするドッグフードが注目を浴びています。

昆虫食:ヨラドッグフード
ヨラドッグフードはイギリス産の昆虫を主原料とするドッグフードです。価格は1kgで6,800円。購入は公式サイトから注文が可能です。 参考 ヨラドッグフードLaetitien Co., Ltd

ヨラドッグフードはこれまでのドッグフードの常識だった肉や魚を一切使用せず、代わりに「昆虫」を主原料に使用しています。

昆虫からも犬の必須栄養素であるタンパク質を摂取することはできるので、栄養バランスの数値上は問題ないと言われています。

りん

実際に海外セレブの間では、人工的に作られたサプリメントよりも昆虫の方がより安全だと、昆虫食ブームも起きています。

人間用食品では「無印良品」が今年コオロギを配合したセンベイを販売したことも話題になりました。昆虫は高い栄養価を持ちつつも低脂肪かつ大量調達が可能という事実が広まった今、注目を集める食材だということが分かります。

しかし、愛犬の主食が昆虫と聞くと正直複雑な気分になりますよね。どんなにオススメのドッグフードでもトリミングサロンの店頭に並べて販売するのは・・・と戸惑いも感じるほどです。

実は昆虫を主原料とするドッグフードは、すべての愛犬達に向けた製品ではなく下記のようなペットに適しているものです。

  1. アレルギーがあり肉や魚の摂取に制限がある
  2. ダイエット中で脂肪分の摂取を控えたい
  3. 深刻な偏食で、これまでに食べたことのない風味のドッグフードを探している

以前はラムやチキンはアレルギー発症リスクが少ないと注目されていましたが、最近はラムやチキンでさえもアレルギー症状が起きてしまい、食べることができない犬が増えています。

そのような場合に、よりアレルギー発症リスクの少ないドッグフードとして、このような昆虫からできたフードを与えてみるという選択肢はペットの食事に悩んでいる飼い主様には安心要素にもなります。

POINT
ちなみに昆虫を主原料とするドッグフードですが、見た目はごく普通のドライフードと変わりがありません。原材料を粉末化し、高温処理しているので、実際に与える時は必要以上に昆虫ということを感じることはありませんのでご安心を。

バッファローやカンガルーなど日本では食べられないドッグフードが続々発売

日本でドッグフードといえば牛・豚・チキン・ラムが一般的です。飼い主様が原材料名を聞き、どんな動物の肉かを想像できるものばかりです。

しかし、このような身近な肉だからこそアレルギー発症リスクが高くなるという専門家の意見も。

アレルギーに悩む犬の増加を受けて、最近では下記のような日本では馴染みのない動物を主原料とするドッグフードが続々と登場しています。

  • 鹿肉が原材料のペットフード
  • 馬肉が原材料のペットフード
  • 水牛やバッファローが原材料のペットフード
  • カンガルー肉が原材料のペットフード
  • うさぎ肉が原材料のペットフード

日本では動物園でしか見かけない動物ですから、愛犬のドッグフードとして与えることへの抵抗も感じますが、アレルギー発症リスクが低いと思えばこの点もクリアできるでしょう。

POINT
実は、海外ではこれらの動物が害獣として駆除対象に定められている地域もあります。日本では食用やドッグフードの原材料として馴染みない動物のお肉ですが野生化した動物の駆除や計画的に繁殖された動物をドッグフードに加工することは海外では受け入れられています。

もちろんこれらの製品は海外でもレアなものであって、あくまでも何等かの理由で、牛・豚・ラム・チキンなどを与えることのできない犬に向けた製品という位置付けです。

希少な動物性タンパク質を主原料とするドッグフードは、ペットショップの店頭での取り扱いが少ない、数年で終売品となってしまう等、購入に手間や不安を感じる部分もありますが、愛犬の辛いアレルギー対策法の1つとしては効果的です。

りん

そして、海外からの輸入品はパッケージサイズが日本製造品と比べて大きく、中には最小パッケージが3〜4kgということもありますので愛犬に与える時は、まずはサンプルサイズからの試食を試してくださいね🎵

また、既にアレルギー症状がある場合は、かかりつけ医に相談をしてからドッグフードの切り替えを進めるようお客様にお伝えしましょう。

サーモンに次ぐ嗜好性の高さで注目を集めるサバ

ここまで紹介してきた昆虫食や馴染みない動物肉のフードの他に、肉ではなく低脂肪・高栄養・アレルギー発症リスクが低い「魚」を主原料とするドッグフードを積極的に選ぶ方も増えていることはご存知でしょうか?

これまでドッグフードの原材料に使用される魚といえば「サーモン」が定番でした。サーモンは他の魚に比べて脂肪分が多いうえ、風味が強いので愛犬が喜んで食べてくれる代表的な素材であると好評だからです。

POINT
しかし、何年もサーモンを主原料とするドッグフードを与え続けていると次第に愛犬も風味になれてしまい、食べない、食べ残すという問題を抱えてしまいます。

そこでサーモンと同程度に脂肪分が高く、風味の強い魚として「サバ」が注目を集めています。

サバのドッグフードも海外メーカーの製品が主流で、まだまだ品数は少ないものの、脂肪分は肉に比べて各段に低いので、ダイエットや偏食にお悩みの飼い主様から注目を集めています。

アレルギー対応や偏食には「知っている」ことが大事

愛犬の食事に関する相談は、飼い主様にとって何より深刻な悩みです。偏食や少食は病気ではなく、しつけの問題・飼い主の問題とされることが多く、中には責任を感じて落ち込んでしまう飼い主様も少なくありません。

実は、愛犬の偏食や少食は動物病院へ相談をしても即効性のある解決策を見つけることはできません。

かといって単なるわがままだからと心を鬼にして愛犬に食事を与えないことも、食べずに過ごす愛犬をそのまま見過ごすこともできません。

トリマーはこのようなお悩みを抱える飼い主様と会話をする機会が多く、世間話の1つとして食事の相談をされることが度々あります。そのような時に、話題の1つとして「こんなドッグフードもありますよ」という情報があるだけでも飼い主様の役に立つことができるでしょう。

もちろん購入や愛犬に与えるという最終判断は飼い主様次第ですが、情報があることだけでもとても有意義です。

りん

トリマーの役割はトリミングだけでなく、飼い主様のお悩み相談や情報発信も兼ねているので、ぜひトリミング以外のペット関連ニュースや最新商品情報にも目を向けてみてくださいね🎵