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トリミングカーで独立開業!メリットとデメリットは?

いつかは独立開業をしたい!自分のペースで仕事をしたい!お客様の声にもっと応えてあげたい!

でも実際に店舗用物件探しを試みてみたものの、高額な費用、様々な契約条件、開業後の不安と重なり結果独立を諦めてしまうトリマーがたくさんいます。

りん

トリマーとして独立開業を果たす方法の1つに「トリミングカー」という選択肢があることをご存知ですか?今回はトリミングカーを活用した場合のメリット、デメリットを紹介していきます。

トリミングカーの基本的な設備と開業費用

トリミングカーは基本となるモデルはなく、車両本体を購入し、トリマーの希望に応じてカスタマイズを施します。

トリミングカーの車両選びについて

小型車両からファミリーカーモデルまで車両の選択肢は広く、自身の希望の仕事内容、スタッフの数、売り上げ目標などを踏まえ慎重に車両選びをしましょう。

トリミングカーの設備で一般的に装備されているものは下記です。

  1. ドッグバス
  2. トリミングテーブル
  3. 電源
  4. ケージ
  5. 給水タンク
  6. ゴミ箱、ゴミ捨て用スペース

トリミングテーブル選びについて

トリミングテーブルは限られたスペースを有効活用するために収納式、折り畳み式モデル、市販のトリミングテーブルを固定するなど様々な方法があります。

給水タンク選びについて

給水タンクはスペースをとる上に、事前の給排水に手間がかかるという声もありますが、訪問先で都度給水の可否を考える必要がないのであると便利なアイテムです。

りん

中には原則としては訪問先で給排水をお借りするものの、もしもの時の予備として小サイズの吸水タンクを設置するという方もいます。これらの設備を整えたトリミング仕様に車をカスタマイズする費用は100~200万円ほどが目安です。

またトリミングカーでの開業には下記の費用が発生します。

  1. 車検費
  2. 自動車税
  3. 駐車場利用料(賃貸で契約する場合)
  4. ガソリン代
  5. 自動車任意保険料
  6. 修繕費、整備費(オイル交換等)

上記にトリミングカー購入時のローンが加算された場合、月々の車両維持費がどのくらいの金額になるのか、計算をしておきましょう。

トリミングカー営業のメリット

トリミングカーの取得には意外に費用がかかると感じられた方も多いでしょう。店舗物件を契約しての開業に比べ格安ではあるものの、簡単に用意できる金額とはいえません。

りん

ただトリミングカーだからこその開業後のメリットもたくさんあります!
  • 商圏を広くとることが出来る
  • 自身の都合に合わせた働き方が出来る
  • 送迎の手間暇を省ける
  • お客様のニーズにこたえることが出来る

商圏を広く確保できる

とあるトリミングショップが行ったトリミング利用客へのアンケートによると、トリミングショップの平均的な商圏は2~5kmほどという結果が出ています。都心部や車を使った生活ではないエリアでは2kmと商圏は狭く、自転車や徒歩で通える範囲に店舗があることがお客様の店舗選びに重要になっているという意味です。

郊外や住宅地の場合、車に愛犬を乗せ来店する方が多くなり、商圏は広くなります。大型ショッピングモール内のトリミングショップのように、トリミング以外の来店動機がある場合はさらに数km商圏は広くなります。

りん

個人で路面店を開業したり、自宅の一室で開業する場合、商圏は2~5km、さらに狭くなることも考えられます、来店客用の駐車場も考えなければなりません。近隣の方にご迷惑にならないように騒音や駐車の配慮、犬の排泄場所など様々なルールも必要です。

送迎の手間も省ける

一方でトリミングカーであれば、駐車場はお客様側に確保をお願いできます。庭先や車庫などがあるとスムーズです。犬の送迎の手間が省けるので、トリミング中にお客様は家事や買い物、育児に時間を割くことも出来るでしょう。

高齢になり、移動に不自由を感じている犬でも、庭先であればスムーズに移動することも出来ます。

トリミングカー営業はメリットが無限大

トリミングカーだからこそ小回りの利く対応ができたり、店舗までのアクセスに不自由を感じている方へも対応が出来ます。もちろん商圏は自身の努力次第で拡張することも出来るでしょう。

まずはトリミングカーの存在を知ってもらうこと。利用の手順や料金を知ってもらうことから始めましょう。無料のSNSや地域情報誌を活用し広告宣伝費用を抑えつつ、広範囲に情報を発信し、可動性の高さを多いに活かすことが成功のカギです。

トリミングカー営業のデメリット

トリミングカーで開業したものの、数年で廃業した、車を売って店舗型に切り替えたという方も少なくありません。その背景にはお客様の声に応えてあげたいと切に願うトリマーだからこそのジレンマがあるからです。具体的には下記のような事項です。

  • 渋滞や作業時間の延長で予約に遅れた時にクレームが出やすい
  • 駐車場や給排水設備が客宅にない場合が多い
  • トリマー1名体制の運営なので、急な休みは取りにくい
  • 客宅同士の移動距離が長く、ガソリン代がかさむ
  • 知名度が低くなかなか予約が埋まらない

まだまだトリミングカーという働き方は知名度が低く「一般的」と言い切ることの出来るルールが確立されていません。トリマー自身もお客様もお互いが確認をしながらの予約、作業となるのでついお客様のわがままを必要以上に受け入れてしまうこともあるでしょう。

これからトリミングカーでの営業を成功させるには「効率の良さ」を常に意識しておく必要があります。そのためにはトリマーは主導権を握り、予約の受付、作業時間、料金設定などを考え、進めていかなければなりません。

りん

もちろんお客様はまだ馴染みのないサービスに様々な意見を発せられるでしょう。中には1度の利用後、リピートにつながらない方も少なくありません。店舗利用の方が良いと感じる方も当然いるでしょう。ただ、そのような方はそもそもトリミングカーの利用客層とは合致していなかったともいえるのです。
  1. トリミングカーを利用すべき理由がある
  2. トリミングカーだからこそできるサービスを必要としている
  3. トリミングカーを受け入れる駐車場、設備がある

などなど便利なサービスを無理のない料金で提供するためにはお客様にも一定の理解と協力をしていただく必要があります。この点をトリマー自身が心に留めておくことで、過度なわがままやクレームへの対処法も変わってくるでしょう。

デメリットをメリットに変えてしまおう

高学な費用を工面し、トリミングカーで独立開業を果たした以上はぜひ納得のいく成果、やりがいを感じられる仕事、プライベートと両立できる働き方を目指しましょう。

トリミングカーはトリマー同士でも賛否両論があります。すべてのトリマーが絶賛する環境ではありません。しかし様々なメリットもあります。

りん

もし周囲の声やお客様の反応、ネット上の意見を耳にすることで「デメリット」が気になる場合は、「どうしたらデメリットをメリットに変えることが出来るのか?」を考えてみませんか?

誰もが感じているデメリットや不便さを解消することが出来た時、そのビジネスは絶対的な成功につながるでしょう。これまでのトリミング業界での「当たり前」が必ずしも誰もが望むスタイルとは限りません。

  • 独立したからこそできる働き方
  • 自分がオーナーだからこそ提供できるサービス
  • 無理のない予約スケジュール
  • 可動性の高さを生かした広範囲な顧客獲得

皮膚トラブルを抱えた犬猫が急増していることを踏まえたら、エステに特化したサービスを提供するという方法もあるでしょう。

まだまだトリミングカーの可能性は広がっていきます。デメリットがあるから諦めるのではなく、デメリットがあることをチャンスととらえ、自分なりの働き方、サービスを見つけていきましょう。