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気になるトリマーの転職事情!求人情報チェックポイント!

そろそろ転職を・・・と考えることはありませんか?トリマー業界は長引く人材不足、技術者不足が起きています。ただこの状況は決して悪い事ではありません。なぜならこれまで低賃金、長時間労働が当たりまえだったトリマー業界の待遇が徐々に改善されつつあるからです。

特別な技術、知識、接客スキルを持つトリマーを適正な待遇で採用し、長く安心して働ける環境を整備しようと業界全体が今変りつつあります。まだま待遇が完全に改善されるまでには時間がかかりますが、転職を前に知っておくべきポイントがあります。

転職は1,2か月前に申し出を

転職の決心がついた時、まずすべきことは今の職場へ退職の意向を伝えることです。

  • 退職日を明確に伝える
  • 有休消化の予定がある場合はその期日も具体的に伝える
  • 退職までの期間に自身がすべきこと、終えるつもりでいる業務をリスト化する
  • 上記の内容を書面で相手に手渡す

少人数な職場環境ではなかなか退職の申し出は気まずいものでしょう。だからこそお互いの解釈の違いや日程の先送りが起こりがちです。必ず日付入りの書面を作成し、提出をすることで自身の決心がゆるがないことを相手に理解してもらいましょう。

申しでは十分な期間の余裕をもって

スタッフから退職の申し出を受けた後、店舗はすぐにでも人員補充へ動き出さなければなりません。でもトリマーという特殊技術を必要とする求人は必ずしもすぐに新たな人材の採用が出来るものではありません。

どんなに好待遇を提示してもまるで求人への応募がないことも珍しくありません。

その上、お客様の予約は1,2か月先まで埋まっている場合もあるでしょう。

退職に際して店舗にもお客様にも迷惑をかけることなく、スムーズに終えることを考え、申し出は1,2か月前を目途に済ませておきましょう。

結婚や転居など数か月先の予定ではあるもののすでに計画が決まっている場合、申し出の時期は早いにこしたことはありません。

申し出から退職予定日までに十分な期間がない場合、退職にあたって期日の先送りや引き留めなど不快な思いをしがちです。また店舗によって就業規則で申し出期日が定められているケースもあるので合わせて確認をしておくと安心です。

繁忙期直前の転職、退職は控えましょう

ゴールデンウイーク、お盆休み、年末年始と大型連休は店舗にとって繁忙期(はんぼうき)と呼ばれる期間です。仕事量は通常の倍近くに増え、新規利用のお客様も多数足を運びます。

転職や退職はできるかぎりこのタイミングを避けておくと無難です。

転職の場合も、人手不足の中で即日採用となることも珍しくありませんが慣れない職場でいきなり繁忙期を迎えるのは想像以上に大変なものです。

繁忙期の直後は必ず閑散期(かんさんき)と呼ばれる客足の現象する期間がおとずれます。転職や退職はこのタイミングがスムーズでしょう。

転職先を探す前に「退職理由」のリスト化を

せっかく転職したものの・・・すぐに再度の転職をと考えなくてはならないこともあります。転職はたとえ人材不足の業界といってもなかなか簡単ではないでしょう。

自分に合った職場環境、やりがいを感じられる仕事を見つけるための第一歩は「自分を知る」ことです。

そのために「退職した理由」をリスト化してみましょう。

  • 給与
  • 休日
  • シフト
  • 人間関係
  • 通勤時間や方法
  • 仕事内容
  • トリミング料金の設定
  • ユニフォームデザイン
  • お客様との相性
  • 仕事中の怪我や体調不良

それぞれの項目に自分なりの点数をつけてみましょう。

一番点数の低い部分は退職への「決定打」といえます。次の就職先を探すうえで一番重視すべきポイントはこの「決定打」を解決できるのかどうか?です。

給与は具体的な使い道から逆算を

求人情報をチェックする時、やはり高額な給与金額は魅力的です!つい目がとまります!

でもここで確認すべきは、自身の生活に必要な金額に合致しているかどうか?です。

一人暮らしなら毎月の生活に十分といえる金額か?

結婚や車の購入、貯金といった具体的な目標に近づける金額か?

実際の手取り額はどのくらい?保険加入の有無や交通費や残業代は?

休日や勤務時間、仕事内容とのバランスは?

すでに社会人経験者なのですから、自分に必要な「給与額」は把握できているでしょう。金額だけで安易に判断するのではなく、逆算式で考えてみましょう。

もちろんこの時点で数年先まで見越しておくとなお理想的です!3年、5年と勤め続けた時・・・自分な何歳かな?

どんな生活をしていたいか?どのくらいの収入を得ていたいか?を合わせて逆算してみると、転職を繰り返さずに済みます。

転職を成功させるには双方の条件確認が必須

就職や転職においては、人材不足な業界ではあるものの、まだまだ採用側(店舗や企業)が上位に立ちがちです。

トリマーとして十分な経験がある方でも面接では自分の要望や質問事項を口にすることをためらってしまいがちです。そのため、勤務開始後に「こんなはずじゃなかった・・・」という想いに凹んでしまうでしょう。

気になる求人情報を見つけた時はまず「気になること」を問い合わせしてみましょう。必ずしも即面接と話しを進めるのではなく、事前のメール等で質問をすることで誤解や勘違い、転職の失敗を回避できます。

もしこの時点でメールへの返信が横柄だった、面接を断られた、十分な回答がもらえなかったとなれば、その後就職をしても満足な関係は築けないのではないでしょうか?

求人情報によくある疑問や質問は

〇保険加入の有無

勤務開始日が保険加入日とは限りません。試用期間終了後もしくは勤務開始後一定期間経過後や役職付与後というケースもあります。具体的にいつから加入できるのか?を明確に確認しましょう。

〇シフトの決定方法

毎月の固定の休日なのか?休暇取得希望日をいえるのか?連休取得は可能か?土日は?冠婚葬祭は?忌引きは?

シフト制への不満は積み重なることで大きなストレスになります。必ず具体的に確認をしましょう。

〇勤務時間

店舗営業時間と勤務時間は異なります。実際の勤務時間は何時開始、終了か?の確認を。

時給制の場合、仕事量に応じた短時間勤務が発生するのか?も合わせて確認をすべきです。

〇給与支払い日

家賃や毎月の支払予定がある場合、重要なポイントです。聞きにくい・・・と思いがちですが必ず締め日、支払日の確認を。

〇交通費の支給

支給金額に上限設定があることがあります。自己負担の有無を明確に確認すべきです。車通勤の場合、勤務先によって算出方法が異なります。駐車場の有無と合わせて明確に確認をすべきポイントです。

〇トリミング機材の支給有無

ハサミやバリカンは勤務先の支給か?自身での持ち込みか?メンテナンスや故障など都度の金額が高額になり大切なポイントです。使い慣れたハサミがいい!という声もあるので、勤務開始前にお互いの事情や希望を相談しておくと安心です。中には消耗品以外は自己所有品をというケースもあります。

〇自分なりの都合、事情がある場合は事前に申し出を

アレルギーがあり猫のトリミングは引き受けることが出来ない、腰痛があるので大型犬は無理、小さな子供がいるので急な早退や欠勤がありうる、セミナーに通っているのでシフトに都合をつけて欲しい・・・個別の事情がある場合は必ず事前に申し出をしましょう。

自身から事前に伝えることで、その後のトラブル回避につながります。もちろん折り合いがつかないこともありますが、そのような職場では長く、安心して働くことは難しいでしょう。大切なことは「安心して働くこと」が出来るかどうかです。

トリマーの転職は決してネガティブなものではありません。専門的な技術と経験があるからこそ、ライフスタイルに合わせた働き方を選べるのです。ぜひ前向きに自分らしい働き方を見つけてゆきましょう。