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【トリマーの独立】失敗しない物件探しの方法を教えます

夢の独立開業には、まず物件探しが大きなポイントになります。立地、交通量、視認性、競合他社などなど様々なチェック項目を確認しながら「ここだ!」と思える運命の物件を見つけたいものです。

ただこれまでに一人暮らしをしたことがない、不動産を契約した経験がないという場合、一からの物件探しは決して簡単ではありません。今回は物件探しの基礎から契約直前の確認事項までを確認していきましょう。

ペット可のテナント物件はごくわずか

独立開業にあたり、最初に直面する壁がペット可賃貸物件の確保です。住宅用物件でもまだまだペット可物件は3割程度といわれていますが、テナント用となるとさらに数は少ないといえるます。

りん

このごくわずかな物件にさらにトリミングサロン向けという条件を加えると、想像以上に厳しい現実を実感するでしょう。だからこそ物件探しは効率的に動くことを意識しましょう。

具体的には下記の通りです。

  • 気になる物件はWEBから問い合わせ
  • トリミングサロンの居抜き、店舗譲渡情報を集める
  • 問屋やメーカー担当者に相談をしてみる

不動産会社のWEBサイトで「店舗物件」と検索をすると、地域や賃料、様々な条件に絞った物件探しが出来ます。この時、気になる物件へ都度足を運んでいては、交通費の無駄です。

まずは管理する不動産会社へメールで問い合わせをしましょう。「ペットの可否」を確認し、OKであれば、その上で現地へ足を運びます。場合によっては自身の考えていた駅や地域からさらにエリアを拡大することで、より希望条件にあった物件が見つかることもあります。

問い合わせをすることで不動産業者側から条件にあう物件を提案してもらえることもあります。

気になる物件!内見時のチェックポイントは?

具体的な物件候補が見つかったら、次は実際に足を運び、内見と呼ばれる内部の見学へと進みます。この時、大抵は管理会社、不動産会社が立ち会います。質問事項は事前にリスト化し持参しましょう。

りん

トリマーの友人や同僚に同伴してもらうこととより徹底した内見が出来るので、おすすめです!

内見時に確認すべきポイントは下記の通りです。

  1. 現状の内装の状態
  2. 室内設備(電気ガス水道、照明機材)
  3. エアコンの設置場所(室外機の設置場所も合わせて確認)
  4. 電気容量(トリミングでは一般的なテナントよりも使用料が大きいので)
  5. 出入口やドアの開閉(犬の出入りに際して作り変えが必要かどうか)
  6. 店内レイアウトの実現が可能かどうか
  7. 日当たり
  8. 周囲からの視認性(通行人や周囲の目に留まりやすい立地、建物の構造か)
  9. 近隣の環境(飲食店や臭い、騒音に敏感な店舗や施設が隣接していないか)
  10. 看板設置場所(十分なサイズの看板を設置できるスペースがあるか)

内見では様々な部分を確認しなければなりません。工事や電気、給排水など専門的な部分は自分では判断も難しいでしょう。不動産会社に図面の手配を依頼したり、内装工事を依頼する予定の業者担当者に同席してもらうと安心です。

内装に詳しい方が実際に現地を目にすることで「工事費見積り」を出してもらうことも出来ます。例えば壁紙や床材の張替工事が必要かどうか?を見極めてもらうことで、自身の予算にあうかどうかを考えることが出来ます。

居抜き物件で前の入居者がのこした家具や備品がある場合、撤去に費用が嵩むこともあります。水道やガスの設備が古い、作り直しが必要となれば100万円前後の出費が必要になることもあります。

りん

その場ですべての項目に回答をもらうのは難しいので、当日は写真撮影を済ませ、後日具体的な見積りを作成するという進め方が無難です。

この見積りを元に、不動産業者と交渉もしなければなりません。水道やガスなど自身がトリミングサロンを閉店した後も使い続けることの出来る設備であれば、不動産所有者が工事費を負担する場合もあります。

POINT
トリミングサロンの仕様に変えた店内を退去する際にどこまでもとに戻すのか?取り壊しの費用がどのくらいになるのかも内見時に概算を算出すべきポイントです。

トリマーという経験だけではなかなかこのような計算は難しいので専門家へ相談をしましょう。

また、トリミング機材を扱う問屋では開業サポート業務を行っている場合があります。開業希望地域に近い内装業者を紹介してもらえる場合も多いので、気軽に相談をしてみましょう。

周辺環境も合わせてチェック

物件選びでは内装はもちろん周囲の環境もとても重要です。何よりお客様は犬を連れて来店をするのですから、些細なポイントも不便に感じるものです。この不便さは将来的には客離れにつながりかねません。

りん

残念ながら丁寧な接客や高いカット技術があっても、来店時の不便さを補う要素になりえないこともあります。

できれば物件は1階が理想的ですが、2階であれば階段に屋根があり、雨の日でもぬれずに入店できることが絶対条件です。

あらかじめ確認すべきポイントは下記の通りです。

  1. 店舗に隣接した駐車場があるか
  2. 雨の日もスムーズに店内へ入ることが出来るか
  3. 自転車の駐輪スペースはあるか
  4. 店近隣を散歩したり、排泄させる場所があるか
  5. 動物病院が徒歩圏内にあるか

ペットを連れた外出の場合、たとえ近距離であっても車を使うことが主流です。駐車場は店舗にとって重要な要素です。

POINT
駐輪場も十分に広いスペースを確保し、出来れば店舗専用であれば理想的です。都心部では犬を前かごに入れ来店される方もいます。犬の乗り降りの際に窮屈さや不便さを感じることのない工夫とスペースがあると良いでしょう。

また意外と多い問題に、来店客のペットの排泄問題があります。トリミングを終えた直後の犬は店外へ一歩出ると途端にトイレをもよおすものです。そのため近隣の住宅や電柱、生垣にトイレをしてしまうことも。

このような行動が原因で近隣からクレームが挙がることも珍しくないので、犬を誘導できる場所があるかどうかのチェックは欠かせません。もし近隣に適切なスペースがない場合は、排泄後に洗い流すことが出来るように店舗外に水を入れたペットボトルを設置し、お客様に使用を促したり、近隣での排泄を控えるよう案内をしましょう。

りん

お客様のお迎え時に店内で事前にトイレを済ませておくと、近隣での排泄予防に効果的です。

契約費用や条件はは物件や業者で様々

テナント物件の契約では敷金、礼金、保証金の取り決めが一般的な住宅の契約と異なります。特にペットが使用する場合は相場より高額な条件が提示されがちです。この点は事細かに確認をしましょう。

どんなに理想的な物件であっても、予算面で折り合いがつかない場合は無理をせず見送るべきです。

開業には物件契約だけでなく、工事や備品の購入、広告宣伝と様々な出費がかさみます。開業直後は来店客もまばらです。無理な出費があとから負担になることがあるので、背伸びは禁物です。

POINT
一旦は見送った理想的な物件でも、今後開業後の仕事が軌道に乗ることで、移転やリニューアルという方法でたどり着けることもあります。2号店を開業するということも夢ではありません。

りん

開業は無理をしないこと、周囲の協力を得ることが成功のカギです。ぜひ理想の店を作り上げていきましょう。

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