履歴書を書くときに「趣味特技」の欄には何を書けば良いの?本当の趣味を書くべき?特技なんてないけど・・・と悩んでいる方はいませんか?
そもそも「趣味特技」の欄は、人柄などの学歴や職歴だけでは分からない事柄、その人の特性を採用側が推測するための項目です。
りん
目次
趣味特技も自己アピールの手段の1つです!
「趣味と特技はなんですか?」と質問されて即答できる方はごくわずかでしょう。自分のことを話すというのは意外と難しいことですので「これといって趣味も特技もない!どうしよう!?」と焦る必要はありません。
また、ペットと暮らしている人やペット好きな人の場合、ペットとお出かけをしたり、ペットのお世話をすること自体が趣味であり、休日の過ごし方になっているという人も多いと思います。
しかし・・・これらをあえて趣味として伝えるべきかどうかは迷ってしまいますよね。
ですが、履歴書の趣味特技欄を記入するときは、深く考えず、下記のように自分の好きなことや日々習慣化していることを書いて問題ありません。
- 犬用ご飯やおやつの調理が得意
- 一眼レフカメラを使ったペットの撮影が趣味
- 愛犬のトリミングが得意
- ドッグカフェ巡りが趣味
- ペット関連の本を読むことが趣味
上記のように、よくよく考えてみると何かしら習慣化していることはあると思います。得意な事の一つや二つも割とすんなり出てくるものです。習慣化していることを「趣味」として、得意なことを「特技」と考えて記入してみましょう。
りん
趣味や特技が採用後の仕事に繋がる事もある
自分の趣味や特技を振り返った時に、就職後の仕事に何か役立てることができるものはないか?サービスに繋がるものはないか?という事もぜひ考えてみてください。
自分では何気ない趣味や楽しみであっても、採用側から見ると「ぜひ今後自社のサービスを考えるときに発揮して欲しい」と感じることもあります。
りん
自分の趣味や特技がどんな仕事に繋がっていくのかを具体的に想像できなくても、面接担当者と話しをすることで将来の具体的なイメージにつながることもあります。
趣味や特技欄の記入内容を考える時は、自分自身のことだけでなく、トリマーとしてお店に役立てることはないかという目線でも考えてみましょう。
採用を獲得するために「特技」を磨こう
ペットエステのプロになりたい!カラーリングに関心がある!ドッグショーに挑戦してみたい!などなど・・・トリマーとして仕事をするにも様々なスタイルがあります。
自分が将来どんなトリマーになりたいのか?どんなお店で仕事をしたいのか?を面接担当者にアピールするためには、「特技」を身に着けるという方法が有効的です。
先輩トリマー
りん
先輩トリマー
パソコン操作もトリミング業界では立派な特技です
商業高校に通っていた、自宅にパソコンがあるので使い慣れているなど・・・実はパソコン操作ができることもトリミング業界では立派な特技といえます。
トリミング専門学校では在学中にパソコン操作のカリキュラムが少なく、現役トリマーの多くはパソコン操作が苦手です。
しかし、大手チェーン店はもちろんのこと、個人経営のお店でもパソコンを使用したネット予約システムを導入したり、電子カルテ・売り上げデータのコンピューター管理が進んでいます。
忙しいトリミング業務の合間に新人トリマーに対してパソコン操作を指導するのはなかなか難しい事なので、就職前にパソコンの基本操作を身に着けていることは大きなアピールポイントになります。
ちなみに、サロンの運営に必要となるパソコン操作は下記の通りです。
- メールの送受信
- Microsoft Word
- Microsoft Excel
- パソコンでのSNS操作
上記のように、サロンや動物病院で求められるのは基本的な操作くらいですが、上記以外にパワーポイントが使用できる場合は店内のPOPや掲示物、チラシ作成などで重宝されるでしょう。
先輩トリマー
趣味特技は気軽に書いて大いに活用を
前述してきたように、ペットについて学ぶことや経験を積むこと、イベント巡りをすることも立派な趣味です。
就職活動では履歴書という1枚の紙だけで相手に好印象を与え、面接の時間を確保してもらわなければなりません。
そのためには、趣味特技という小さな欄であっても、しっかり有効活用することを意識して取り掛かる必要があります。
友人や家族、先生にも相談をしてみよう
自分自身で趣味や特技を見つけ出すことができないときは、友人や家族、学校の先生に相談をしてみてください。
自分では気が付いていない特技や趣味を見つけることができるはずです。
先輩トリマー
お店のサイトやSNSから共通点を見つけよう
趣味や特技がなかなか見つからない・・・と悩んでいても、趣味特技の欄を空欄のままで履歴書を提出してはいけません。
趣味特技に悩んだときは、就職希望先のサロンや病院のホームページ・SNSをチェックしてみましょう。
先輩トリマー
就職を希望するサロンや病院と、自分自身との間に共通点を見つけることができた際には、その部分を趣味特技としてアピールするのもOKです。
もちろん、ホームページやSNSだけでなく、店舗まで実際に足を運び、店頭の飾り付けやPOP、ディスプレイなどからヒントを得るのも◎
りん