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人気の送迎サービスをトリマー目線で考える!注意すべき6つのポイントとは?

ペットサロンやトリミングサロンの送迎サービスは、都内や郊外を問わずお客様がとても喜ぶ利便性の高いサービスです。

一方で送迎業務はたいていの場合、新人トリマーの役割になりがちです。

りん

一見簡単な仕事にも思えますが、送迎業務をする際には注意しなければならないポイントがいくつかあるため、事前に把握して安全に仕事ができるようにしましょう🎵

注意点①:出発前に同僚トリマーに訪問先と戻り時間を伝えておこう

送迎業務を担当するときは、出発前に必ず訪問先と店に戻る時間を同僚トリマーに伝えておきましょう。

POINT
万が一、戻るのが大幅に遅れた場合は店舗から電話連絡をもらえるよう、お互いに手順を決めておくことが必要です。

これは女性が一人で店舗外の勤務に付く際の危険回避策として大切なことでもあります。

りん

また、新規顧客やこれまでに面識のないお客様宅への送迎を引き受ける際は、訪問先の連絡先などの情報も同僚トリマーに預け、情報の共有を心掛けることを忘れずに❗️

注意点②:地図を確認してから出発しよう

送迎業務で都内や住宅地、マンションに訪問する際は、あらかじめ地図で目的地を確認してから出発しましょう。

カーナビやスマホのナビでは細かい路地までは反映されず、現地についてから道に迷うことも珍しくありません。

POINT
特にマンションの場合、地図上の場所が車の進入路とは限らず、駐車位置に戸惑うこともありますので、あらかじめ目的地の詳細を確認しておくとスムーズです。

また、トリマー同士で地図情報を共有するというルールを決めておくと尚安心です。

車の駐車位置や路地、目印になる表札や看板などの情報を顧客カルテに残しておくと、次回以降の送迎がよりスムーズに行えるようになります。

りん

駐車場の有無やお客様との待ち合わせ場所などは、出発前にお客様に連絡を入れ、時間と場所を決めておくことも忘れずに🎵

注意点③:運転中のスマホやカーナビの注視は道交法違反

注意
運転中はスマホやカーナビを注視、操作をしてはいけません。これは道路交通法違反行為であり、事故につながる危険もあるので注意しましょう。

スマホ上の地図アプリを利用している場合や運転中に着信があった時、つい気になってしまうものですが、スマホ操作が必要な時は安全な場所に車を停止させたうえで対応してくださいね。

POINT
たとえ業務上の運転であっても、道路交通法に違反する行為があった場合は、免許証の減点や罰金の支払いが生じます。仕事上での出来事であっても、この罰金は自身で支払うことになり、勤務先に支払いを求めることはできません。

りん

罰金の金額によっては一日分の給与相当にあたるほどの大きな金銭負担を抱えることもあります💦

たとえわずかな時間であっても事故につながる危険があることを考え、運転中のスマホやカーナビの操作は控えましょう。

注意点④:移動中は必ずクレートを利用しよう

愛犬を膝に乗せて車を運転する飼い主の姿や、走行中の車の窓から顔を出す犬の様子を普段目にすることがありますが、この行為も道路交通法違反にあたります。

POINT
犬を車内に乗せて走行するときは、クレートやキャリーバックに入れるか、リードで犬の居場所を固定させる義務があります。運転中の運転手の安全を確保し、運転の邪魔にならないよう犬の居場所は固定しなければいけません。

これは犬のサイズや大人しい性格だからという理由で例外にはなりません。たとえ大人しい小型犬であっても例外はないのです。

送迎に向かう時は、車内に送迎用のクレートを用意するか、飼い主様に用意していただいたキャリーバックのまま車に乗せましょう。

注意
犬をクレートやケージに入れたり、リードで固定する行為は犬自身の安全確保にもつながります。運転中の事故は誰にでも起こりうる突発的な出来事です。車内で犬が自由に行動できる状態にあると、突発的な事故の際に大怪我を負うだけではなく、車から逃走してしまうこともあり得ます。

また、運転中の急ブレーキが原因で犬が運転手の足元にころがり落ちるというケースも実際に発生していることをご存知でしょうか?

お互いの安全確保のために必ず運転中はクレートやキャリーバックまたはリードや犬用シートベルトを利用しましょう。

お客様の中には愛犬が車に乗り慣れていることを理由にキャリーバックの利用に不快な顔をする方もいますが、道路交通法違反に当たることを説明してしっかり納得していただくことが重要です。

前述したとおり、犬を車内に乗せる時に抱っこや膝に乗せる、座席間を自由に移動できる状態で走行していた場合、道路交通法違反による減点や罰金の対象になります。

りん

この違反行為によるペナルティはトリマー個人が責任や支払いを負担するということを知っておいてくださいね。

「DOG IN CARステッカー」意味とは?

DOG IN CARステッカーは愛犬家の証ともいえるものですが、実は多くの方が本当の意味を誤解しています。このステッカーの本当の意味は車内に犬がいることを周囲に伝えることです。

POINT
「DOG IN CARステッカー」は事故や災害で周囲の方や救急隊の方が車のドアを開ける時に、不意に扉を開けると犬が脱走してしまう可能性があるので注意して欲しい、人間だけでなく犬もいるので安全確認や救助の際に気にかけて欲しいという意味が込められています。

決して単なるアクセサリーや犬好きアピールのために付けている訳ではないのです。

注意点⑤:到着時は犬の脱走に要注意

送迎業務は一見簡単な仕事にも思えますが、実は犬の事故が最も多い危険な業務です。くれぐれも気を緩めることなく安全確認を徹底しましょう。

犬にとって送迎とは、自分の意志とは関係なく飼い主から離れ、自宅から遠ざかる行為です。

つまり、犬からすれば自分の身に危険を感じる瞬間です。できることなら車に乗る直前に脱走し、自宅に逃げ込みたいと考えている犬もいるでしょう。

これは行き帰り同様で、トリミングが終わって自宅に戻るときも注意が必要です。犬たちは一刻も早く自宅に戻りたいと思っているうえに、出迎えにきてくれた家族を前にテンションも上がっています。

トリマー側のほんの一瞬の気のゆるみで犬の逃走事故につながることもあるので、くれぐれも注意しましょう。

POINT
送迎の際にトリミング料金の精算が必要な場合は、犬をクレートやキャリーケースから出す前に清算を済ませ、飼い主様の両手が空き、安全に犬を渡せる状態になっていることを確認したうえで車から出すようにしましょう。

注意点⑥:トリミング料金の精算方法は事前に確認

送迎を担当するときは、トリミング料金の精算方法について予め確認をしておきましょう。

現金支払いの場合、帰りの送迎を行う前にお客様へ連絡を入れ、釣り銭の無いように準備をお願いしておくとスムーズに会計を済ませることができます。

POINT
一方、クレジットカードでの支払いを希望されるお客様の場合、対応が可能かどうかを先輩トリマーに確認をしてください。トリミングサロンによってはクレジットカード決済端末が1台しかないというケース、店舗外への持ち出しができないというケースも珍しくありません。

支払いがスムーズにできず、後日に料金を回収するのはお互いに気分の良いものではありませんので、スムーズに料金支払いが済むようにあらかじめ手順を確認しておくことが大切です。

りん

併せて領収証やレシートを出発前に作成し、犬のお届けの際に忘れずに持参してお客様にお渡ししましょう🎵

まとめ

一見簡単に思える送迎業務ですが、実は何かと注意すべきポイントがあります。

そして送迎は、指名やトリミング業務で忙しい先輩トリマーではなく、新人トリマーが担当することの多い業務ですから、注意点を意識しながら安全に行いましょう。

りん

不明な点や困ったことがあった時は、決して自分だけで判断せずに店舗や先輩トリマーに連絡をして指示をあおいでくださいね🎵