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トリマーの就職活動において学校の成績は関係ある?ない?【トリミングサロン側の本音とは?】

トリマーの就職活動で求められる応募書類は「履歴書のみ」ということも多々ありますが、「専門学校の成績は関係ないの?」と感じる方もいるのではないでしょうか?

実際のところ、就職面接で在学中の専門学校の成績証明書の提出を求めたり、出席率を確認することはあまり無く、履歴書と面接時の本人の様子で採用の可否を判断している施設が多いのが現状です。

りん

とは言っても「就職において成績は本当に無関係なの?」という疑問を抱いている方に向けて、今回は新卒や学生を採用する施設側の本音をご紹介します🎵

成績よりも学ぶ姿勢が重視されるトリミング業界

専門学校在学中の学生や新卒、未経験者の面接において、成績表や技術テストをするお店が少ないのはどうしてだろう?

就活トリマー

りん

それは・・・仕事に対して前向きに、そして一生懸命取り組む姿勢があれば、技術は就職後でも十分身に着けることができると考えられているからです🎵
POINT
トリミングサロンでプロとして働く先輩トリマーの立場から見ると、新卒や未経験者の技術レベルに大差はありません。中には専門学校在学中に学内コンテストで優勝したという高度なスキルをもっている方もいますが、そのような場合でもプロとして通用するかは別問題です。

プロとして仕事をする際には、学生時代に身に着けた知識や経験、技術を下記のようにさらにレベルアップさせなければ通用しません。

  1. お客様の要望にあったカットスタイルに仕上げること
  2. 作業時間や作業スピードは施設ごとに合わせること
  3. しつけのされていない犬や噛み犬の扱い方を覚えること
  4. 持病を抱えている犬の扱い方を覚えること

などなど、新卒や未経験者の場合、プロのトリマーになるための過程については就職先の先輩トリマー達が指導し、成長を手伝います。

特に専門学校を卒業して就職した後の2〜3年間は「見習い」と呼ばれることも当たり前で、自分の技術不足にジレンマを感じたり、給与に不満を抱くことがあったとしても、諦めずにトリマーとして毎日仕事に取り組むことが求められます。

POINT
そして、先輩の指導を素直に受け入れられるか?前向きに頑張ることができるか?などは成績表だけでは読み取れません。たとえ成績が悪い、またはカットの技術レベルが低かったとしても、前向きで一生懸命な姿勢を見せてくれる人であれば、先輩トリマーも期待を込めて採用を判断します。

在学中の成績が悪いから、周りの友人と比べるとカットが下手だから・・・と理由で就職活動に不安を抱く必要は全くありません。

周りよりカットが下手かも・・・と気が付いているだけで十分です。自分のことを下手だと思うのであれば、就職後は仕事に一生懸命取り組み、技術上達を目指すことを面接時にアピールすることが採用への近道です🎵

りん

苦手な授業をさぼりがちな場合、就職後にバレるかも

トリマーになりたい!そう思ってトリミングの専門学校に進学したものの、すべての授業が楽しいという訳ではありません。

中には苦手なカリキュラムや、嫌い・・・退屈・・・行きたくない・・・と感じるカリキュラムもあるはずです。

もちろん就職活動では、応募先担当者にこれまでの出席状況や成績を提示する必要の無い場合が多く、サボりがちなカリキュラムがあったとしても、その多くはバレずに済むでしょう。

しかし・・・面接時のごまかしは就職後にバレる可能性が高いことは覚えておきましょう。

授業やカリキュラムをサボっていたことが何故バレるの?

トリマーの仕事は立ち仕事ですので、2〜3時間ずっと立ちっぱなし、半日立ったままということも珍しくありません。しかし、日常生活でこれほど長時間立ち続けることはほとんどありませんよね。

この長時間の立ち姿勢を続けることによって引き起こる足の痛みというのは、新卒生が就職して最初に感じる「辛いことランキング」上位に入る事項でもあります。

でも、この足の痛みは毎日仕事をする中で慣れてきて、次第に負担に感じないようになります。体が慣れるまでは諦めずに乗り越えましょう。

先輩トリマー

新卒の誰もが経験する立ち仕事特有の憂鬱な悩みは、学生時代の経験によって人それぞれ耐久度が変わります。

なぜなら、専門学校でカットの技術実習を行う場合、基本的に立ち姿勢で数時間作業を行います。これを2年間の在学期間中に何度も経験していれば、自分では気が付かない間にすっかり慣れているということがあるからです。

しかし、カットの技術実習が苦手、または面倒だったりつまらないと思ってサボっていた場合、就職後の立ち仕事に耐えられず根を上げてしまう方が実際に一定数存在します。

注意
先輩トリマーが熱心に仕事をしている時に新人トリマーの指導まで引き受けているという状況で、教えを受ける側の新人が足の痛みを訴えたり、座り込んでしまっては先輩トリマーの指導への熱意も消え去ってしまでしょう。

面倒だし・・・退屈だし・・・と感じているカリキュラムの多くは、カットの技術のみならず、将来トリマーとして働いた時に経験するであろう様々なことに対応・順応できる学生を育てるために、実は色々と考えられていることを忘れないでくださいね。

りん

先輩トリマーさん!長時間の立ち仕事の他にはどんなことに慣れておく必要がありますか??
そうですね・・・「2時間ハンドドライヤーを使い続けること」「2時間ハサミを動かし続けること」「数頭連続でシャンプーをすること」はお店では日常茶飯事ですので、在学中に経験を積んでおいた方が就職後に楽ですよ🎵

りん

無名の専門学校は就職活動に不利って本当?

トリミング専門学生の中には、就職時に下記のような不安を抱えている方がいます。

  • 無名の専門学校なので就職に不利なのではないか。
  • 規模が小さい専門学校だったから就職できないかも。
  • 東京で働きたいけれど、卒業した学校は地方だから就職は厳しいかも。

などなど・・・自分が所属している専門学校の知名度や規模によって就職活動が不利になるのでは?と思っている方は今すぐそんな悩みは捨てましょう。

学校の知名度や規模については就職活動にほとんど影響を与えません。大切なのは学校の知名度や規模ではなく、自分と自分の技術、夢や将来のビジョンをアピールすることです。

POINT
トリマーは技術を提供する仕事です。専門学校が無名でも、どんなに小さかったとしても、目の前の本人が熱意に溢れ、技術を熱心に身に着けようとする姿勢があれば、技術は後からしっかり付いてきます。

そして、地方の小規模な専門学校であっても、学生時代に技術上達を目指し、就職をきっかけに東京へ引っ越しをしたい、一人暮らしをしたいと目標がハッキリしている方の方が、採用担当者は将来への期待を膨らませます。

POINT
「新卒」というスタートラインに立つことは、誰もが同じ条件で同じライン上にいると考えましょう。大切なことは、いかに「早く」走るかではなく、いかに「長く」走り続けるかです。

りん

トリマーとして一人前と呼ばれるにふさわしい技術を身に着けるには、数年という長い期間が必要です。そのため、面接では一人前になるまで諦めずに取り組める人かどうか?が問われていると思いましょう🎵

自分に欠点があるなら、欠点を埋める方法を考えて

今、まさに就職活動の真っ最中という方、そして今まで専門学校の授業をサボりがちだった方も、大切なことは「これからどう動くか」ということです。

在学中の方であれば、卒業までに実施されるすべての授業を熱心に取り組んでみてください。

そして、技術や経験不足を実感しているのであれば、卒業を待たずにトリミングサロンやペットショップでアルバイトを始めるのも良いでしょう。

就職活動を通じて自分の欠点や不足部分に気が付いたのであれば、その欠点を埋めることのできる「アピールポイント」を見つけ、面接では大いにアピールしてください。

先輩トリマー

面接において力を入れるべき部分は等身大の自分をアピールし、採用を獲得することです。自己反省や自己嫌悪で止まってはいけません。

りん

これから頑張ります!一所懸命仕事に取り組みます!3年後には店長になっていたいです!こんな言葉も、熱意のアピールとなって好印象ですよ🎵